マッチングアプリのサクラ・業者事情 | 特徴と見分け方徹底ガイド

恋活婚活マッチングアプリに潜む業者の正体は?サクラとの違いは?業者の特徴・手口をプロフィールを見た時点、メッセージをやり取りしている時点、実際に会った時点と3段階に分けて紹介。見分け方のコツをまとめました。この記事を読めば安全に出会う方法が分かります!
MENU

マッチングアプリのサクラ・業者事情と見分ける方法

更新日:2022/08/09 PR

Facebook出会いアプリの業者

恋活婚活マッチングアプリを使って恋人を探したいけれど「サクラがいる!業者がいる!」という口コミを見て不安を感じている方も多いはず。

 

でも、どんなに評判の良い優良マッチングアプリにも、多かれ少なかれ、一般人になりすまして参加した悪徳業者が存在します。

 

いや、例えばFacebookTwitterなどのSNSも同様で、ユーザー同士が交流するオンラインサービスには、ルールを守らないタチの悪い輩がどうしても紛れ込んでしまうんです。

 

もちろん、マッチングアプリ運営会社も利用規約違反の不正アカウントを全力で取り締まっていますが、登録時の審査だけで侵入を完璧に防ぐことは不可能

 

ただし!その手口さえ知っていれば、僕らユーザー側も危険な輩をちゃんと見抜けます。警戒することは大事ですが、過度に恐れたり疑ったりしていると、出会えるものも出会えなくなってしまいますよ。

吹き出し9

というわけで、この記事ではマッチングアプリに潜むサクラ・業者の特徴と見分け方について徹底解説します。

マッチングアプリ初心者の方にもわかりやすいよう、できるだけ噛み砕いて解説するので、安心安全な出会いにお役立て下さいませ!

 

最初に確認!業者とサクラの根本的な違い

吹き出し7

重要なことを最初に確認しておくと、業者をサクラとゴチャまぜにしている口コミも多いのですが、この2つは根本的に違います。

赤字で書いたマッチングサービス運営者との関係性が決定的に違うんです。ちなみに運営者は、法人(会社/企業)の場合もあれば、個人の場合もありますね。

  • サクラ…会員を騙して課金させるためにマッチングサービス運営者が雇っているメール要員(アルバイトや社員)。実際には存在しない偽会員。
  • 業者マッチングサービス運営者とは無関係で、自分達の利益のために一般人を装って紛れ込んだ組織や個人。運営者も営業妨害されている立場。

つまり、サクラがいるってことはマッチングアプリ運営者自体が悪の元凶という意味です。

吹き出し5

もちろん僕がおすすめしている人気マッチングアプリはサクラを使っていないのでご安心を。

人気マッチングアプリにサクラがいない主な理由

  1. 会員数が多いのでサクラを雇う必要がない
  2. 定額制でサクラを使うメリットに乏しい
  3. 企業の信頼を失うリスクが大きすぎる

それぞれの項目について解説していきますね。

 

会員数が多いのでサクラを雇う必要がない

サクラは、実際には女性会員数が全然足りない、またはゼロなのに沢山いるように見せかけるために雇われます。

 

女性は男性よりずっと慎重で、聞いたこともない怪しいアプリには基本的に登録しません。安心安全に出会える環境を整え、広告で健全性をしっかりアピールしないと参加してくれない…。

 

要は、女性会員を集めるには膨大な手間と時間と費用がかかるんです。

 

なので、マイナーなマッチングアプリや出会い系サイト、無料をうたったチャットアプリなど、女性を集客する力(資金やノウハウ)がないところは手っ取り早くサクラを雇いがち。

 

でも、当サイトがおすすめしているのはメジャーで、女性が大勢参加しているアプリだけです(※会員数は後で紹介する一覧表を参照下さい)。

 

定額制でサクラを使うメリットに乏しい

サクラはメール送信1通ごとにお金がかかるポイント制でこそ、使うメリットが大きい仕組みです。サクラにメッセージを多くやり取りさせればさせるほど、運営にお金が入ってきますから。

 

でも、人気マッチングアプリは月額固定の定額制で、有料会員になればメッセージ送り放題。サクラを使ってメッセージ交換させるメリットが小さい仕組みと言えますね。

アプリ 目的 会員数
(万人)
月額
(円)
公式
Pairs ペアーズ 恋活/ライト婚活 1,500 4,100 公式
タップル タップル 恋活/友活 700 3,700 公式
with with 恋活 600 3,600 公式
Omiai Omiai 恋活/ライト婚活 800
※2022年3月時点
4,800 公式
ゼクシィ縁結び ゼクシィ縁結び 婚活 140 4,378 公式
ユーブライド ユーブライド 婚活 220 4,300 公式

企業の信頼を失うリスクが大きすぎる

サクラで騙すマッチングサービスを運営しているのは、ほとんどが名も知れない会社や個人。会社と言っても、企業ホームページすらないペーパーカンパニーばかりです。

 

一方、人気マッチングアプリを運営しているのは、いずれも信頼性の高い真っ当な企業ばかり。

アプリ 運営会社 会社概要 公式
Pairs ペアーズ (株)エウレカ

ナスダックに上場している世界最大のマッチングサービス運営会社Match Group傘下

公式
タップル タップル (株)タップル

アメブロやAbema TVでお馴染みサイバーエージェントグループ

公式
with with (株)with

東証マザーズ上場企業イグニスから独立

公式
Omiai Omiai (株)ネットマーケティング

東証JASDAQスタンダード市場上場企業

公式
ゼクシィ縁結び ゼクシィ縁結び (株)リクルート

ゼクシィ、タウンワーク、じゃらんなどの有名ブランドを多数抱える大手企業

公式
ユーブライド ユーブライド (株)Diverse

東証一部上場企業IBJグループ

公式

サクラで会員を騙して小銭を稼ぐより、サクラ詐欺が発覚した時に企業の信用を失うリスクの方が遥かに大きいのです。

マッチングアプリに潜む業者の正体と種類

吹き出し4

一方、業者は優良マッチングアプリとは無関係の利用規約違反者であり、運営会社も営業妨害されている立場です。

業者の正体と種類は次の通り。

  • 他サイトへの誘導業者
  • 個人情報収集業者
  • ビジネス勧誘業者(ネットワークビジネス・マルチ商法・自己啓発セミナー・副業・投資などへの勧誘)
  • 風俗業者
  • 宗教勧誘←厳密には業者ではないが注意

業者は真面目に恋活・婚活しているマッチングアプリ利用者に接触して、外部の悪質なサイトに誘って登録させる、個人情報を聞き出して迷惑メールや迷惑電話攻撃をするなどの悪さをします。

 

ネットワークビジネスやセミナーに勧誘してきたり、怪しい副業や不動産投資などの金儲け話をもちかけてきたりする輩もいます。

優良マッチングアプリの業者排除対策まとめ

当然ながら、マッチングアプリ運営側も以下のような対策で早急に業者を発見し、利用停止/強制退会にするべく努力しています。

  1. 登録に友達10人以上のFacebookアカウントが必要

    ※ただし現在はメールアドレスや電話番号でも登録できるマッチングアプリが主流なので業者排除の効果は低い

  2. 24時間365日体制の監視/パトロール
  3. 会員からの違反報告/通報制度
  4. 公的証明書による本人確認
  5. 公的証明書の顔写真と実際の顔を照合する顔認証(ペアーズ、タップル)
  6. 収入証明書・卒業証明書など各種証明書の提出(ゼクシィ縁結び、ユーブライド、match)
  7. ビデオ通話(オンラインデート)機能の導入

中でも24時間365日の監視体制・通報制度・本人確認は優良マッチングアプリなら、やっていて当然の取り組みです。また、ビデオ通話機能も最近多くの人気マッチングアプリが導入しています。

 

いくつか補足して解説しておきますね。

本人確認はもはや必須の審査

今や優良マッチングアプリでは公的証明書(運転免許証・パスポート・健康保険証など)の全体画像を提出する「本人確認」が必須。身分証を使い回しできない仕組みになってます。

 

マッチングアプリwithの本人確認画面

 

一方、昔ながらの出会い系サイトでは、身分証の氏名・住所・写真を隠しても審査が通る「年齢確認」が主流。

 

下のように@生年月日A証明書の名称B発行元の名称の3カ所さえ見えればOKなので、身分証を簡単に使い回しできてしまいます。

 

出会い系サイトの年齢確認

 

恋活婚活マッチングアプリの「本人確認」と出会い系サイトの「年齢確認」のどちらが業者にとって都合がいい仕組みか…。言うまでもなく後者の方ですね。

吹き出し5

ここが出会い系サイトには非常に業者が多く、マッチングアプリには業者が非常に少ない理由の1つです。

顔認証の導入で更に安全性が高いアプリ

また、ペアーズタップルは2022年現在、本人確認を更に強化した顔認証システムまで導入しています。

 

顔認証は公的身分証の顔写真と実際の顔(ペアーズの場合は動画、タップルの場合は自撮り写真)を照合し、本当に本人のものかチェックし、審査が済むとプロフィールに本人確認済みバッジが表示される仕組み。

 

Pairsの本人確認ステップ2

 

やるやらないは今のところ必須ではなく任意ですが、安全な環境作りに対する運営会社の本気度がうかがえますね。業者にとっては、ますます活動しにくい環境になります。

 

顔認証はとても強力な業者排除対策であり、今後、Omiaiwithなど、他のマッチングアプリも導入して来る可能性もあると思っています。

婚活アプリの各種証明書提出の仕組み

これも任意ですが、ゼクシィ縁結びユーブライドマッチドットコムという結婚相手探し専門アプリには各種証明書(独身証明書・卒業証明書・収入証明書等)を提出すると、プロフにバッジが表示される仕組みがあります。

 

普通、わざわざ証明書まで提出する業者はいないので、これも強力な業者排除対策の1つ。

 

更にこれら婚活専門アプリは男女有料(女性も有料会員にならないとメッセージのやり取りができない)ので、有料会員に課金している女性にアプローチすれば、業者の可能性は極めて低いと言えます。

人気マッチングアプリがビデオ通話導入

ビデオ通話(オンラインデート)機能とは自宅にいながら、マッチングアプリ内の画面上でお互い顔を見て会話できる無料機能。

 

LINEと同じく、顔を見せながらの会話が苦手な場合は音声のみの通話も可能になっています。

 

Pairsのビデオデート機能

吹き出し2

リアルで会ってみたらイメージと違ったという空振りを減らせる超便利機能ですが、同時に業者などの危険人物も格段に見分けやすくなりました。

そもそも他サイト誘導などの顔を見せられない業者ならビデオ通話できないし、ビジネス勧誘などの業者も表情・声の調子・リアルタイムの会話の内容から、怪しい挙動を察知しやすいですし。

 

もちろん、中には巧みに普通の会話をして一般人を装い、実際会ってから本性を見せる勧誘業者もいるので注意ですけどね。

 

2022年時点の人気マッチングアプリのビデオ通話機能装備状況をまとめてみました。

 

■ビデオ通話装備状況一覧

サービス 機能名称
ペアーズ ビデオデート
with with通話
Omiai オンラインデート
タップル ビデオチャット
ティンダー ビデオ通話
ゼクシィ縁結び オンラインデート
Match マッチトーク
マリッシュ ビデオ通話
クロスミーユーブライドなど なし

それでも業者の完全排除は不可能?

吹き出し3

ただ、冒頭に書いた通り、これらの対策で悪徳業者達を完全に撲滅できるかと言えば、どうしても不可能なんです。

公的証明書を用意されたら、登録や本人確認の段階では運営側も業者と一般人の区別をつけられません。

 

そのため、審査をすり抜ける業者もいて、僕らも「こやつ怪しくね?」と思える輩に遭遇することがあるんですね。

悪徳業者の特徴・手口と見分け方徹底解説

美女だらけ…

でも過剰に不安になる必要もありません。本人確認必須のマッチングアプリが増えてから、業者は本当に減りましたし。

 

それに、たとえ遭遇しても一般人とは違う不自然なシグナルが随所に表われるため、冷静に観察していると、かなりの高確率で見分けられますよ。

 

不自然なシグナルは、プロフィールを見た段階でも、マッチング後メッセージをやり取りしている段階でも、あちこちに点灯してます。

 

それを知っている人は気付くし、知らない人は気付かないわけです。

プロフィールで見抜くシグナル

吹き出し9

プロフィールのチェックポイントは@写真A職業B自己紹介文の3ヵ所。

  1. 写真が素人離れして美人すぎ、可愛すぎ
  2. サブ写真を1枚も掲載していない
  3. 金持ち・セレブを印象づける写真が多い
  4. 自由な生活をアピールする写真が多い
  5. 職業(職種)が自由業
  6. 自己紹介文にマルチを臭わせる言葉
  7. 自己紹介文に金儲けを臭わせる言葉

写真が素人離れして美人すぎ・可愛すぎ

マッチングアプリにも美人な子・可愛い子は沢山いますが、素人離れした女優級・モデル級・アイドル級の女性には要警戒。

 

ネットからの拾い画像の可能性があります。ありがちなのは、TwitterなどのSNSに掲載されている画像や台湾・韓国など海外モデル・アイドル画像の不正使用ですね。

 

これは実際に会って騙すビジネス勧誘業者よりも、他サイトへの誘導業者や個人情報収集業者など、リアルで会う必要がなくネットで完結する業者に多いパターン。

 

また、風俗業者が実際に派遣する女性とは別人の写真で釣っているパターンもあります(※ただし、風俗業者はマッチングアプリよりも出会い系サイトに多い)。

吹き出し4

どこからが「素人離れ」の領域かは感覚になってしまいますが、大勢の女性会員の写真を見渡していると一際目立つので怪しさを感じるはず。

特に、そんな超美女がグイグイ積極的にアプローチしてきたら警戒レベルMAXですよ。

 

僕のようにリアルでモデルと無縁の男が、ネットになったら急にモデル級美女にモテるようになったなんていうミラクルは普通ありません。リアルと同じ基準で冷静に判断すれば不自然なシグナルに気付くもんです。

 

怪しいと思ったら、Google画像検索にかけてみるのも1つ。拾い画像の場合は、検索結果にヒットすることがあります。

スマホのChromeブラウザでWEB版にログインして写真を長押しすれば、そのままGoogle画像検索できるマッチングアプリもありますが、長押しが無効になるアプリではスクショを撮り画像検索して下さい。

 

ただし、最近の業者は画像検索にヒットないよう加工している(左右反転など)のが普通なので、拾い画像だったとしてもヒットしないケースがほとんど。手間の割に成果は小さいかも…。

 

サブ写真を1枚も掲載していない

拾い画像を使っている業者は、顔の写ったメイン写真1枚だけ用意できて、その他全身などが写ったサブ写真を用意できないケースが多いもの。

 

一般女性でもメイン写真だけの人もいるので、これだけで業者と断定はできませんが、サブ写真を複数枚掲載している相手の方が、業者の可能性が低い傾向は間違なくあります。

 

これもサイト誘導業者・個人情報収集業者、風俗業者に多いパターンですね。

 

金持ち・セレブを印象づける写真が多い

高級ブランド(バッグ・アクセサリー・時計・車など)やいかにも高級そうな食事など、リッチでセレブな生活を印象づける写真の掲載が多い人には要注意。

 

ネットワークビジネス(マルチ商法)や投資をすすめるビジネス勧誘業者の可能性があります。

 

いや、もし一般人だとしても、お金のかかる贅沢好きな女性の可能性が高いので、どのみち僕のような庶民は避けた方が無難かなと。

 

自由な生活をアピールする写真が多い

セミリタイアしたかのような自由気ままな生活をアピールする写真が多く「本当に仕事してるの?」という印象を受ける相手。

 

「旅行」はサブ写真の定番テーマですが、頻繁に海外リゾート地を渡り歩いているかのようなアピール写真が多い人には注意。

 

また、パーティーやクラブイベントなど、いわゆる「パリピ」アピールな写真が多い人にも要注意ですね。

 

やはりビジネス勧誘業者の可能性があります。

 

職業/職種欄が「自由業」

自由業とは雇用契約を結ばずに自分だけで仕事をしている、いわゆるフリーランスのことで、例えば、ブロガー・WEBデザイナー・投資家・コンサルなどが当てはまります。

 

マッチングアプリの職種/職種の選択肢は幅広い分野をカバーしているので、一般人はフリーランスでも「自由業」という曖昧な表現ではなく、具体的な仕事内容を選ぶ人がほとんどです。

 

本当に真面目に仕事をしている人には申し訳ないのですが、ビジネス勧誘業者は「自由業」を選択しているケースが多いので警戒が必要ですね。

 

自己紹介文にマルチを匂わせる言葉

自己紹介文に「自由・幸福・向上心・仲間」などの言葉が使われている相手には注意。これはネットワークビジネス(マルチ商法)勧誘業者がよく使う言葉です。

 

自己紹介文に金儲けを匂わせる言葉

自己紹介文に「お金・投資・トレード・不労所得・不動産・仮想通貨・ビジネス」などの言葉がある相手。

 

怪しい金儲け話をもちかけるビジネス勧誘業者の可能性が極めて高いと言えます。

 

自己紹介文で仕事について触れるのは普通ですが、一般女性は金儲けをストレートに連想させるような言葉は使いません。

メッセージ交換で見抜くシグナル

吹き出し2

もしプロフィールで不自然さに気付かずマッチングしたとしても、その後のメッセージ交換の段階でもシグナルは沢山あるので大丈夫。

次のような行動を取る女性は高確率で業者です。安易に応じないようにして下さいね。

  1. 別のサイトを紹介してきた、登録するよう誘導してきた
  2. 女性側から積極的に連絡先交換したがる・個人情報を知りたがる
  3. 連絡先交換後「退会済み」表示になった
  4. 女性側から焦って会いたがる
  5. 複数人で会うことを提案された
  6. 健康意識高すぎ、健康食品・サプリメント・化粧品などの商品をすすめてきた
  7. 金儲け話になった、副業や投資をすすめてきた

別のサイトを紹介してきた・登録するよう誘導してきた

これはモロに分かりますね。URL付きで関係のないサイトを紹介してきたら、他サイトへの誘導業者で確定。即効で通報&ブロックするべし!

 

女性側から積極的に連絡先交換したがる・個人情報を知りたがる

まず、全ての恋活婚活マッチングアプリに共通する「女性の立場」から確認しておきます。

 

男性の場合、メッセージをやりとりするには有料会員になる必要があります。

 

でも、女性はPairsやOmiaiはじめ、ほとんどのマッチングアプリを無料で利用できます(※ただしゼクシィ縁結びユーブライドマッチドットコムなどの婚活専門アプリは女性も有料)。

 

また、マッチングアプリの男女比は基本的に男性7割女性3割がスタンダードであり、女性の方が圧倒的に有利です。

 

更に女性の方が男性よりも自己防衛本能が強く、LINE(ライン)・メールアドレス・電話番号の交換に慎重なのが一般的。

  1. 女性は無料
  2. 男女比は女性が断然有利
  3. 女性の方が男性より遥かに慎重

つまり、女性は有料会員の期限を気にする必要ないし、複数の男性からアプローチされるし、安全性を考えればLINEじゃなくマッチングアプリ内のやり取りで構わないわけです。

 

そんな有利な立場にもかかわらず、女性側からガツガツ焦って直接連絡を取りたがる(LINE・メールアドレス・電話番号を交換したがる)のは不自然ですね。

 

これは「マッチングアプリ運営に見つかって強制退会を食らう前に、なんとか直の連絡先をゲットしたい!」という業者の焦りが表れた行動です。直の連絡先さえゲットすれば、じっくりトラップを仕掛けられますから。

 

僕がおすすめしているマッチングアプリは、メールを1通送るごとにお金がかかる昔ながらのポイント制出会い系サイトと違い、全て定額制。

 

男性もアプリ内でいくらメッセージをやり取りしても料金は変わらないので、慌ててLINEに移る必要ありません。

 

LINEは便利だし気に入らなければブロックできるので交換するのはアリですが、男性だって、ある程度信頼できる相手か見極めてからが鉄則。まだ仲良くなっていない、信頼できていない段階で個人情報を教えるのはオススメしません。

連絡先交換後「退会済み」表示になった

LINE IDやメールアドレスを教えた後、相手がマッチングアプリ上で「退会済み」表示になった場合は業者の可能性があります。

 

というのも、多くのマッチングアプリでは、相手がこちらをブロックすると「退会済み」表示になるシステムになっています。

本来はブロックしたことが相手にバレないように配慮されたシステムなんですが、退会済みになると、こちらが運営に通報/違反報告しようとしてもできなくなります。

 

つまり、業者は運営にチクられないよう先手を打って、こちらをブロックするわけです。直の連絡先さえゲットしてしまえば、ひとまず目的は達成されますから。

 

その後、一般女性である可能性を信じてラインや直メールでやり取りを続けるとしても、怪しい言動がないか警戒しながら、くれぐれも慎重に立ち回って下さい。

 

女性側から焦って会いたがる

できるだけ早くデートしたいというのが多くの男性の本音ですよね。

 

でも先程解説した通り、マッチングアプリは女性が断然有利な世界。女性は待っていてもアプローチされるし、安心安全に出会うためにも男性の人柄を慎重に見極めるものです。

吹き出し3

にもかかわらず、女性から焦って会いたがるのは、業者の可能性がかなり濃厚。もしくは、あなたが超絶イケメン君か…。

ほとんどの場合は前者かと。というのも、一般女性はイケメン君に対しても「ヤリモクじゃないか?」と警戒するのが普通ですから。

 

妙に急いで会いたがる女性は、ビジネス勧誘業者・風俗業者・宗教勧誘の類の可能性大です。

 

複数人で会うことを提案された

「友達も連れてきていい?」「紹介したい人がいる」など、デートに別の人間の同席を提案してきた、あるいはBBQ・ホームパーティー・セミナーなどの大人数イベントに誘ってきた…

 

このように、いきなり複数の人達で会おうとするのはビジネス勧誘業者や宗教勧誘で確定。真剣な恋人探し目的のマッチングアプリですから、初デートは2人きりで会うのが当たり前ですよ。

 

健康意識高すぎ、健康食品・サプリメント・化粧品などの商品をすすめてきた

あからさまに何か商品をすすめてくる相手は100%業者。話に乗って購入しないで下さいね。これは簡単に分かるはずです。

 

あとは妙に健康意識が高い相手にも注意です。これから恋愛が始まるかもしれない時に、健康自慢ばかりされてもつまらないし、怪しすぎます。

 

ネットワークビジネス(マルチ商法)業者を警戒するべし。実際に会ってから、健康食品・サプリ・化粧品などの商品をすすめてくる可能性がありますよ。

 

金儲け話になった、副業や投資をすすめてきた

金儲け話も真剣な恋人探しに全く必要ありません。副業や投資の話をしてきたら、メッセージのやり取りをやめましょう。

吹き出し3

繰り返しになりますが、ネットだからと言って、日頃リアルで全く縁のないような美女から急にモテまくるなんてことはありません。

怪しいシグナルを見落とさないよう冷静にやり取りすれば、業者は恐るるに足らずなんです。

実際に会ってから見抜くシグナル

ただ、中にはプロフィールを自然に見えるように作り、メッセージも普通にやり取りしておいて、実際会うまで怪しさを全く見せない厄介な業者もいます。

 

万が一、会ってから次のような動きがあっても、その場で購入や契約をしないことが鉄則ですよ。

吹き出し8

@関係ない第三者が絡んできたA大人数交流イベントに誘ってきたB商品や金儲け話を紹介してきた。もっと具体的には以下の手口ですね。

  1. 知らない人を一緒に連れてきた・途中で呼んだ
  2. BBQ・パーティー・セミナーなどの大人数交流イベントに誘われた
  3. 商品(健康食品・サプリメント・化粧品・絵画・宝石など)をすすめてきた
  4. 金儲け話(不動産投資・副業など)をもちかけてきた

2人きりのデートだと思って行ってみたら、相手が知らない人間を連れてきた、途中で友達を呼んだ、突然相手の知人が登場したなどはネットワークビジネス勧誘でよく聞く話。

 

「今から知り合いのセミナーがあるので、ちょっと付き合って下さい」と誘ってくるのも業者あるあるですね。

 

言うまでもなく、僕らは女の子とマンツーで会話したいわけで、知らないおっさんの話とか聞きたくありませんよね。

 

また、彼氏彼女として付き合ってしばらくたってから親友に紹介とかなら分かりますが、2回目や3回目など、会ってわずか数回目のデートで大人数イベントに誘ってくるのも要警戒。

 

これからお互いに理解を深めようとする段階なのに、複数人で会おうとするのはやはりビジネス勧誘業者・宗教勧誘の類です。

吹き出し6

あと、しつこいようですが、何か購入や契約を迫られても、絶対に応じてはいけません。ビシッと断って、その場を立ち去るべし!

万が一断り切れず購入や契約をしてしまった場合は、クーリングオフが適用できるケースも多くあります。

 

ただし、クーリングオフは案件によって適用期間が決まっているので、1人で悩んで無為に時を過ごすのではなく、すぐ消費生活センターに相談することをおすすめします!

女性だって業者男に注意!特徴と見分け方

吹き出し4

ここまでは男の立場で業者の見分け方を解説してきましたが、業者に気をつけるのは女性だって一緒です。

と言っても、全てのマッチングアプリは男性有料、つまり男性会員がメッセージをやり取りするには課金する必要があります。

 

そのため、女性会員として無料で紛れ込んで男性を騙す業者に比べれば、女性を騙す業者の数は遥かに少ないですけどね。

吹き出し3

女性の場合は業者というより、ヤリモク(体目的の一般男性)に警戒する場面の方が多いと思います。

とは言え、女性をターゲットにした業者が紛れ込むこともあります。不自然なプロフィールや怪しい誘いに安易に乗っちゃいけません。

 

解説してきた「悪徳業者を見抜くシグナル」は基本的に業者男にも当てはまるので、女性を男性に置き換えて読んでいただければ分かると思いますが、特に次の手口に注意ですよ。

  • プロフ写真が芸能人・モデル・アイドル並にイケメン過ぎ
  • 金持ちアピール(高級車・高級時計など)写真が多い
  • パーティーやBBQなど大人数のパリピアピール写真が多い
  • サブ写真や自己紹介文で、やたらと自由な生活をアピール
  • 20代で1000万円以上の高収入(←ホントだったらスイマセン)
  • すぐにLINE交換を迫って来る
  • すぐに会いたがる

吹き出し8

これらは業者じゃなくても、ヤリモク男子にも多い特徴なので気を付けて下さいね。

場合によってはサポートに通報するべし!

サポートに通報します!

解説してきたように、優良マッチングアプリの運営会社も業者の取り締まりに真剣に取り組んでいます。

 

また、ユーザー側にも、相手に知られずカスタマーサポートに通報できる機能があるので、万が一不審な輩に遭遇したら、違反報告ボタンを押してチクるのも1つです。

 

サポートで調査して利用規約違反が確認できた場合、強制退会/利用停止の刑が執行されます。Omiaiのように、プロフに警告のイエローカードが表示されるところもありますよ。

 

運営側もユーザー側も、みんなで協力して、業者を撲滅するべーーーし!

業者の少ないおすすめマッチングアプリは?

吹き出し12

最後に業者対策をしっかりやっている恋活婚活マッチングアプリを年代別に紹介しておきますね。選び方も解説しているので参考にしていただければ!

 

総括

マッチングアプリ運営者がいくら審査や取り締まりを厳しくしても、隙間を突いて紛れ込むのが業者。万が一、目の覚めるような美女やイケメン君から甘〜いお誘いがあっても、舞い上がっちゃいけません。大切なのは冷静さを保って相手の不自然なシグナルを見落とさないことなんです。

 
このページの先頭へ