ペアーズの相性度って本当に当てになるの?変わる基準は?徹底解説!

マッチングアプリPairs(ペアーズ)の相性は本当に当てになるのか?実際のマッチング率への影響は?相性が上がったり下がったりする変動の基準は?意図的にパーセンテージを上げることはできる?徹底解説します!
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ペアーズの「相性」についての疑問をまるっと解決!

更新日:2023/09/28 PR

ペアーズの相性は当てになるの?

マッチングアプリPairsでは、相手のプロフィールに自分との「相性」が%で表示されます。

 

この数字、ペアーズ公式サイトの文言を引用すると独自のアルゴリズムにより算出したお相手との相性度であり相性が高いほどマッチング率が高いことが確認されているとか。

 

でも実際のところ、本当に相性はマッチング率や出会える確率と連動するのか?どんな基準で変動するのか?狙って上げることは可能なのか?など気になるところだと思います。

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この記事ではそんな疑問にお答えするべく、ペアーズの相性度の正体を探っていきます。

相性の真実は中の人しか分からない?

冒頭に書いた通り、ペアーズ公式は「独自のアルゴリズム」とうたっているだけで、どんな基準で相性をはじき出しているのか詳細は明らかにしていません。

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なので、ペアーズの相性度の基準って、詳細は「中の人」しか分からないというのが本当のところなんです。

と言ったら終わってしまうので、ペアーズのプレスリリースやニュース記事、実際の僕の使用感から、分かっている情報と予測を織り交ぜつつ解説します。参考にした主なニュース記事を紹介しておきますね。

ペアーズ相性度の特徴とは?変動の基準は?

ペアーズ(Pairs)には累計1000万人もの会員数がいて、膨大なマッチングデータが蓄積されています。

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ペアーズはこのビッグデータを東京大学と共同で、AI(人工知能)を活用して分析、アルゴリズムを構築しているとのこと。なんか凄そうですね。

相性はプロフィールやコミュニティの他、2人のログイン時間から予測できる生活スタイル、ECサイトで採用されている協調フィルタリングなども材料にAIが算出しているとか。

 

ちなみに協調フィルタリングとはAmazonが「この商品を買った人はこんな商品も」と薦めて来るアレみたいなヤツです。

ペアーズ相性について分かっている事実まとめ

  1. 主にプロフィール・コミュニティ・活動履歴(ログイン時間など)が考慮される
  2. これらの変化によって同じ相手でも相性は日々上がったり下がったり変動する
  3. 同じ相手でも自分側と相手側に表示される相性の数値は違う
  4. 相性は55%〜95%の間で推移する

プロフィール情報の年齢や居住地は当然考慮されているでしょうし…

 

恋愛・結婚観、性格・趣味・生活などの項目の価値観が似ている、共通のコミュニティに参加している。これらの要素で相性が上がるんだろうなーとは僕のような素人でも想像できます。

 

でも例えば次のように僕らが全く気付かない要素による相性の良さ=マッチング率の高さも判明しているそうな。AI恐るべーーーし!

  • 岡山県生まれの女性と福島県生まれの男性
  • カレー好きの女性とコーヒー牛乳好きの男性
  • 焼肉好きの女性とお寿司好きの男性
  • 風呂好きの女性と犬好きの男性
  • 牡蠣好きの女性と生肉好きの男性

更にペアーズ内での活動履歴もアルゴリズムに含まれているとのこと。

 

ログインする時間帯で互いの生活スタイルの親和性を測っていることは分かっていますが、いいね!履歴や足あと履歴が考慮されているとの噂もあります。

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そのため同じ相手でも、相性のパーセンテージは固定じゃありません。

自分か相手どちらかの情報が変化すれば、数値も変動するんです。プロフィールを変えなくても、活動履歴の情報は日々変わりますから。

 

なので昨日は80%だったのに、今日見たら60%に下がっていたという現象もあれば、反対に急に上がっていたという現象もあるわけです。次の口コミにあるように、変動はメッセージ交換後も起こります。

 

 

また、実は同じ相手でも、男性側に表示される相性度と女性側に表示される相性度の数値は違います。自分から見て90%でも、相手からこちらを見たら70%という現象が普通にあるんです(検証済み)。

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この仕組みを知らずに「相性が高かったので気になりました♪」的なメッセージを送ると、次の口コミのようなことになるので注意です。

 

もう1つ。相性はどんなに低くても下限55%、逆にどんなに高くても上限95%であることが分かっています。

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なので、100%の相手がいないことを気にする必要ないし、時間をかけて100%の人を探しても無駄骨に終わります…。

パーセンテージごとのおよその基準としては、次のようにとらえておけばいいと思います。

 

検索結果一覧(並び替え:おすすめ順)に表示された上位100人中の構成比を独自調査してみたので、合わせて見てみましょう。

 

■検索結果上位100人の相性構成比

相性 構成比 評価
90%〜95% 8% 非常に良い
80%〜89% 5% 良い
70%〜79% 24% なかなか良い
60%〜69% 46% 普通
55%〜59% 17% イマイチ

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人によっても変わるでしょうが、多くの人は相性60%台が最も多く4割強、相性80%以上は合わせて1割強という感じになるんじゃないでしょうか。

ちなみに、Pairsの検索結果の並び替えは次の4種類から選べますが…

  1. おすすめ順
  2. ログインが新しい順
  3. いいね!の多い順
  4. 登録日が新しい順

※3と4はプレミアムオプション限定機能

相性のパーセンテージの平均は「おすすめ順」で並べた時が最も高いので、おすすめ順の表示には相性度が考慮されていると見てよろしいかと。

相性とマッチング率は本当に連動する?

で、一番気になるのは相性度とマッチング率は本当に連動するのかですね。

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早速、僕が過去にマッチングした50人の女性の相性度内訳を調査してみました。

本当は90%台・80%台…と各相性グループごとで均等に10人ずつ「いいね!」してマッチング率を計測するのが理想なんでしょうが、僕には実験のためにいいね!を消費する余裕はありませぬ。スイマセン!(^_^;)

 

というわけで、僕が写真やプロフを見て会いたいと思い「いいね!」を送ってマッチングした女性の中での構成比なので、第一段階で「個人的好み」というバイアスがかかっていることはご了承下さい。

 

構成比Bには、先程調査した「検索結果上位100人の構成比」をそのまま転記してあります。

 

■マッチングした50人の相性構成比

  • 構成比A…マッチングした50人中の構成比
  • 構成比B…検索結果上位100人中の構成比
相性 構成比A 構成比B A−B
90%〜95% 8% 8% 0%
80%〜89% 3% 5% -2%
70%〜79% 28% 24% +4%
60%〜69% 47% 46% +1%
55%〜59% 14% 17% -3%

仮に相性90%台の相手とのマッチング率が飛び抜けて高いとすれば、構成比Aが構成比Bを大きく上回るはずです。

 

つまり「構成比A−構成比B」がプラスならマッチング率が高い可能性アリ、マイナスなら低い可能性アリという見方ができると思うんですが…

 

相性90%台はプラマイゼロ、80%台はマイナス、60%台がプラスだったりと、正直、相性度が高いからといって必ずしもマッチング率も高いとは言えません。

 

実際、50%台の女性とも普通にマッチングするし、逆に90%以上の女性とマッチングしないことだって普通にありますし。

 

ただし、サンプル数が少ないだけに何とも言いにくい面もあります。数百万人規模のデータで見ると、ペアーズ公式のアナウンス通り、相性度が高いほどマッチング率も高いという傾向が顕著になるのかも…。

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ただ、相性70%以上合計だとプラス2%、相性70%未満合計だとマイナス2%なので、一応は相性度が高い方がマッチングしやすい傾向が見えますね。

僕なんかよりもっと厳密に相性度とマッチング率の関係を検証している方もいます。

 

でも、やっぱり「相性は関係ない」という声もあれば「70%以上の相手のマッチング率が高い」という声もありで、決定的なデータはありません。

 

結局、先程も解説したように、個人規模のマッチング数で検証したところで、如実に実感できる程にはならないんでしょうね。

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結論として、ペアーズの相性はほぼ気にする必要ないかと。少なくとも僕の場合、相手選びの際、重視してません。そもそも急に上がったり下がったりする数値ですし…。

ペアーズ相性度の優先順位は?僕の場合

マッチング率への影響度は、相性より相手がもらっているいいね数の方が圧倒的に大きいです。

 

直近30日間に200以上のいいね!をもらっている人気女性は、相性が90%越えだろうが何だろうが関係なく、やっぱりマッチング率は低め…。ライバルが多いので当然ですね。

 

ペアーズの相性といいね数

 

人気女性を狙うなら、こっちにもある程度のスペックが要求されるし、ライバルより目立つようにメッセージ付きいいね!を使うなどの策も考える必要があります。

もう1つは当たり前ですが、相手の顔写真・プロフィール・コミュニティを見て、直感的に好感が持てる人や共通点が多い人を優先します。

 

また、熱心に恋活しているかを測るため最終ログイン時間の履歴もチェックして、できるだけ「3日以内」のアクティブユーザーを狙います。

 

というわけで、僕はここまで相性を考慮していません。

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で、アプローチしたい人を決めたら最後に相性を見ます。70%以上なら少し心強いし、逆に50%台だから、いいね!するのをやめるかと言えば、基本そんなこともありません。

でも強いて言うなら、全体の1割未満しかいない相性90%以上の相手を優先的に狙う作戦はアリだと思います。それ以外はあまり関係ないというのが僕の実感。

 

ただ、さっき「今のところ」ほぼ気にする必要ないと書いたのは、AIの学習機能で相性の精度はこれからも上がり続けると思うから。今後はもっと重視すべき指標になる可能性はありますね。

特定の人との相性を上げる努力は無駄

好みの異性がいたとして意図的にその特定の相手に対して相性を上げる方法はないのか?という疑問の声もあるようです。

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でも残念ながら、その努力は空しく終わるだけなのでやめた方がいいです。理由は次の通り。

  1. アルゴリズムはそう単純じゃない
  2. 恋人候補はその人1人だけじゃない
  3. 同じ相手でも相性は日々変化する
  4. 同じ相手でも自分側と相手側の相性度は違う

1.アルゴリズムはそう単純じゃない

例えば、狙う相手との共通のコミュニティ数を増やせば相性度は上がるんでしょうか?

 

その関係性を見るために、各相性グループからランダムに2人ずつピックアップして、共通のコミュニティ数を調べてみました。

 

■相性度とコミュニティの関係性

相性 ユーザーA ユーザーB
90%〜99% 2 1
80%〜89% 1 1
70%〜79% 2 2
60%〜69% 1 3
50%〜59% 2 2

共通のコミュニティ数が一番多かったのは相性60%台のユーザーBで3個。逆に80%台のユーザーは2人とも1個だけでした。単に共通のコミュニティ数を増やせば相性度も上がるかと言えば、そんなことなさそうです。

 

前半で解説した通り、牡蠣好き女性×生肉好き男性のように、僕らが気付かない結び付きまで考慮されているわけです。

 

この結果を見ても、相性度のアルゴリズムは様々な要素をAIが分析学習して総合的に算出したものであり、ココを調整すれば上がるという単純な仕組みじゃないってこと。

 

 

もちろん共通のコミュニティ数が多ければ、相手がそれを見た時に「同じ趣味や価値感が多い人」と親しみを感じる効果はあります。でも相性の数字を上げる目的としての効果については疑問ですね。

2.恋人候補はその人1人だけじゃない

言うまでもなく、恋人候補になるのはその人1人だけじゃありません。ペアーズには膨大な数の異性がいます。

 

特定の誰か1人に対して相性度が上がるように調整すると、その他大勢の相性度に影響が出ます。

 

無理にプロフィールを変えたり、コミュニティを増やしたりすれば、本来の自分と本当に相性が良い相手を逃す可能性も…。それじゃ意味ありませんよね。

3.同じ相手でも相性は日々変化する

解説済みの通り、同じ相手でも相性度は日々変化します。一瞬上がったとしても、次の日には下がっている可能性もあるわけです。

4.同じ相手でも自分側と相手側の相性は違う

そして決定的なのが、同じ相手なのに、自分側に表示される相性度と相手側に表示される相性度の数値は一致していないってこと。これも解説済みですね。

 

結局、自分側から見た相性だけを操作しても意味が無いわけです。

以上の理由から、誰か特定の人との相性を上げる研究と努力に時間を費やすのって無駄だと思うんですよね。

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写真・プロフを充実させる、20個以上のコミュニティに入るといった基本的な作業を真面目にやって、あとは自然にまかせるのが一番ですよ。

ペアーズでマッチング率を上げるポイントをまとめた記事を紹介しておきます。

 

総括

ペアーズの相性は、現時点だと気休め程度の指標。90%以上の相手を積極的に狙っていく作戦はアリですが、過信は禁物です。DaiGoさん監修のウィズのように、性格診断結果から相性の良いタイプを紹介してくれたり、共通点の数が表示されていたりの方が単純な自分には分かりやすい気もしますが、どうでしょう?

 
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